「伝統をカジュアルに」

静岡県西部に位置する遠州地域は、

日本三大綿織物産地として江戸時代より繊維産業が発展してきました。

長き歴史がはぐくんだ遠州の伝統と技術を

カジュアルなものとして日常へ取り入れてみませんか?

LOMONOについて

『LOMONO』は遠州(静岡県西部地域)にある小栗織物株式会社のオリジナルブランドです。小栗織物株式会社は創立50年以上の産元です。産元とは繊維専門の業者で、織物生産の一括管理を行います。長年の歴史の中で培った織物生産のノウハウを活かし、遠州の織物製品をより多くのお客様へお届けします。

LOMONOの意味

『LOMONO』という名前の成り立ちは、"LOOM"(英語で織機の意味)から"LO"を、"KIMONO"(着物)や"ORIMONO"(織物)から"MONO"を取り、それらを合わせました。歴史ある日本の織物を使用した商品をコンセプトとしています。

遠州地域について

静岡県西部地域を遠州地域と呼びます。遠州地域は江戸時代には綿花の栽培が盛んで、日本三大綿織物産地の一つとして知られています。綿花を栽培する農家が副業として綿織物の生産を開始し、時代を経るごとに発展し、遠州織物として繊維産業が盛んになりました。

遠州織物とは

『遠州織物』という地域団体商標が存在し、地域ブランドの保護が行われています。遠州地域に由来する製法により遠州地域及びその周辺で製造された織物や商品に対しての商標です。『LOMONO』の商品は遠州地域で織られた生地を使用しており、この『遠州織物』の認定商品です。

小幅織物について

小幅織物とは生地幅が40cm前後の織物のことです。一般的に流通している織物は、生地幅が100cm前後のものが多く、それと比較して幅が小さいものとなります。小幅織物の幅は浴衣や着物といった和装の規格幅です。古くからこの幅を基準として、和装製品を仕立ててきました。
近年では人々の和装離れが進行し、限定的な用途でしか使用されなくなってきました。それに伴い小幅織物の生産は縮小し、それを織る機屋や織機の数も激減しました。こうした要因により、小幅織物は希少な存在となっています。

整経について

整経は織物を織る準備工程のひとつです。織物の設計に合うように、経糸の本数や長さを整えてビームに巻き取っていきます。この整経の良し悪しにより織物の織りやすさと仕上がりが大きく変わってしまう、とても重要な工程です。

へ通しについて

へ通しは織物を織る準備工程のひとつです。整経されたビームの経糸を「ドロッパー」、「綜絖」、「筬」に通す作業です。何百、何千本とある経糸すべてを、一本一本これらの道具へ手作業で通していきます。この気の遠くなるような作業を慣れた手つきでするすると通していく様は、まさに職人技です。

織布について

へ通ししたビームを織機にのせて、緯糸を打ち込んで織物を織る工程です。
小幅織物は小幅のシャトル織機にて織られます。経糸を上下に開き、その間をシャトル(杼)が往復して緯糸を打ち込む構造です。現代では広幅の織機やシャトルレス織機による高速大量生産のものが流通し、小幅織機はそれ自体が希少な存在となっています。そんな小幅織物を昔ながらの手法で熟練の職人が織り上げます。

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